【実体験】幼少期のトラウマは想像以上に根深く、大人になっても影響を与えうる。
どうも、パパリーマンのともです。
この記事では、幼少期のトラウマが大人になっても消えず、生活に影響を与える可能性があるという内容をまとめています。
僕の幼少期の実体験を赤裸々に書きます。
そもそもトラウマとは?
心的外傷
外的内的要因による肉体的及び精神的な衝撃(外傷的出来事)を受けた事で、長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っている
文字通り心の傷ということですね。
僕のトラウマ
①暗闇の恐怖
僕が4歳~7歳くらいの頃の話です。
僕が親の言うことを聞かなかったり、妹とケンカして泣かしたりすると、当たり前ですが叱られていました。
それがただ叱られるだけではなく、罰として実家の押入れに閉じ込められるという方法でした。実家が築40年を越えるTHE・和風の木造建築なのが理由かは分かりませんが、その押入れには窓がなく、扉を閉めてしまえば光が全く差さない完全な暗闇になるのです。
この暗闇が冗談抜きで怖い((( ;゚Д゚)))ガクブル
マジでガクブルです笑
僕が泣きながら扉をドンドンと叩いても親は開けてはくれず、もうしません、ごめんなさいという言葉を発して初めて扉を開けてくれていた記憶があります。
星空が見えるような「夜」とは完全に異なる「暗闇」。さらに押入れという閉鎖された空間。暗闇というと特に意味もなく、怖いとか負のイメージを持つ人が多いのではないでしょうか?
当時の僕も暗闇が単純に怖く、さらにその空間に罰として閉じ込められることによって、恐怖や負のイメージがより強く心に刻まれたのだと思います。
今思うとなかなかいかつい躾(しつけ)ですね笑
日常生活での影響
小学生~高校生くらいまでは人よりも暗いところや夜道に対して恐怖感を抱いていたと思います。夜道を1人で歩いていると、漠然と暗いという事に関してなんだかソワソワする、背後が気になるような感じがしていて、とても急いでいた記憶があります。
実家においても、夜にリビングの電気を消して自分の部屋に向かうまでの数十秒の薄暗い空間にすらそのようなソワソワを感じて早歩きをしていました。
26歳になった今でも1人で夜道を歩くのは少しソワソワするような感じがします。日常生活に支障をきたすほどではないですが、これは立派なトラウマと言えると思います。
②戸締まりの恐怖
僕の両親は9歳の時に離婚しているのですが、その時のエピソードです。当時は実家に父方の祖父祖母、父母、姉、僕、妹の7人で生活をしていました。
母は離婚をするにあたって、3人の子どもたちを無理矢理にでも引き取ろうとしたのか、夜逃げならぬ昼逃げを計画していました。
次のような計画です。
母は家に、祖父祖母は畑に、父は仕事に行っているタイミングで、3きょうだいが学校から帰宅したところを車に乗せて母の実家に帰る。
まあそんな作戦が上手く行くわけもなく、家族、親戚が集まっての会議の末、離婚となったわけですが。結果的に母は自分の実家に帰り、僕たちきょうだいは3人とも自らの意思で父の実家で暮らすことを選択しました。
そしてその昼逃げ(いい言い方をすると母の愛かも)が僕にとっては誘拐されるという印象を持ってしまったのです。
僕は地元に残りたいのに母は僕を無理矢理連れていこうとした。という風に。
それからというもの、夜寝ている間に母が来て、僕たちを連れていくのではないかと思うようになり、安心して眠れないようになってしまったのです。
決して母の事がキライになったわけではなかったのですがね。
日常生活での影響
僕は少しでも安心して眠るために、家中のドアや窓の鍵という鍵が閉まっている事を確認するようになりました。離婚直後は本当に家中の全ての鍵を確認しており、父や祖母が「閉めたよ」と言ってくれても自分の目で確認しなければ安心できなかったのです。
これはもう生活に影響ありありですね!
26歳になった今ではさすがに少しマシにはなりましたが、それでも玄関の鍵だけは見ないと安心できないというのが実際の状況です。プラスに考えればおかげで鍵を閉め忘れるということはありません。
まとめ
僕の場合は幼少期の家庭の環境によるトラウマが生活に少しばかり影響を与えています。トラウマの内容によっては、身体的にも、精神的にも大きな影響を与え、大人になってから鬱を発症してしまったりすることもあるそうです。
トラウマの原因が家庭環境ということにならないような子育て・育児を心がけたいものですね。みなさんも子どもの叱り方や、家庭環境について1度考えてみてはいかかでしょうか。
それではまた。
喧嘩せずとも仲がいい夫婦の夫が書くブログ